庭木を剪定すると美しく整った樹形が楽しめる一方で、大量の枝や葉を捨てなければならないため、処分方法に悩まされる方も多いのではないでしょうか。適切な処分方法を知らなければ、綺麗になった庭の一角に枝や葉をずっと保管しておかなければなりません。そこで本記事では、剪定後に出た枝の処分方法についてご紹介します。今回紹介する内容を参考にして、剪定後の片付けもスムーズに行いましょう。

この記事を読むための時間：3分

少量の剪定枝を処分する方法

剪定後に出た枝の量が少なければ、大掛かりな作業は必要ないため比較的容易に処分できます。自治体のゴミとして処分したり、細かく砕いて再利用したりしましょう。ここでは、少量の剪定枝を処分する方法についてご紹介します。

自治体のゴミとして出す

剪定枝が少量であれば、自治体のゴミとして出す方法がおすすめです。処分する際は、各自治体のルールに従って指定された大きさに枝をカットして束ねてください。自治体が定めるゴミの収集日に合わせて、指定された場所に出すだけなので、費用がかかりません。また、可燃ごみとして出せない場合は、粗大ゴミとして処分できます。地域の連絡ゴミ受付センターに電話して、回収を依頼しましょう。

ガーデンシュレッダーで砕く

少量の剪定枝を処分する方法として、ガーデンシュレッダーを使用して枝を砕くやり方があります。剪定した枝をシュレッダーに通すことで、枝を簡単にチップ状にできます。チップ状にすることで処分しやすくなるだけでなく、庭の雑草対策や土の乾燥防止材として再利用できるため、環境にも優しい方法で処分できます。

大量の剪定枝を処分する方法

剪定後に出た枝の量が多い場合、処分作業は大掛かりになるため大変です。あまり費用をかけたくない方は、自分で枝をゴミ処理場に持ち込むと良いでしょう。手軽に処分したい方は、専門の業者に依頼する方法がおすすめです。ここでは、大量の剪定枝を処分する方法についてそれぞれ詳しくご紹介します。

ゴミ処理場に持ち込む

大量の剪定枝を比較的安く処分する方法として、ゴミ処理場に直接持ち込む方法があります。大量の枝を運ぶために、適切な大きさのトラックを準備しましょう。搬入時は、予め指定された方法で枝をまとめておくとスムーズに処分作業が進みます。地域や枝の量に応じて処分費用は異なるため、詳しい内容はゴミ処理場に問い合わせてください。

園芸業者に依頼する

園芸業者は、依頼された剪定作業を行った時に発生する、枝や葉の処分も行ってくれます。大量の剪定枝を処分する際は、園芸業者に依頼すれば、自分で運搬する手間や処理場での手続きなどが省けるため便利です。しかし、園芸業者はスタッフが剪定した枝のみ、回収するのが一般的なので注意しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、庭木の剪定で発生した大量の枝や葉も回収してくれます。業者スタッフが自宅まで来て回収してくれるため、自分で運搬する手間が省けます。特に、剪定枝だけでなく他の不用品も処分したい場合や、自治体のゴミ収集日まで待てない場合に活用するのがおすすめです。

剪定枝を処分しないと起こり得るトラブル

剪定枝を適切に処分しないと、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。まず、庭に放置された枝は見た目が悪く、せっかく剪定して整えた庭の美観を損ねてしまいます。また、放置された枝は害虫やカビの温床となり、健康な樹木にまで被害を与える可能性があるため気をつけなければなりません。

さらに、風によって近隣の敷地にまで飛ばされた、枝や葉が原因でトラブルが起こるおそれもあります。このようなトラブルを防ぐためにも、剪定後は適切な方法で速やかに枝を処分しましょう。

トラブルを防ぐためにも適切な方法で処分しよう

本記事では、剪定後に出た枝の処分方法について紹介しました。少量の枝の場合、自治体のゴミとして出したり、ガーデンシュレッダーで砕いて再利用したりするのがおすすめです。しかし枝が大量にある場合は、自分でゴミ処理場に持ち込むか、園芸業者や不用品回収業者に処分を依頼しましょう。各方法の特徴やメリットを理解し、自分の状況に合った方法で処分することで、剪定後の庭をきれいに保てます。